妊婦の話(第6話) 2003年10月28日
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私はサイパンにいるときに3人、CEBUにきて2人の子供を産んでいます。日本では一度も出産していないのでその辺の詳しい状況は分かりませんが、ここCEBUでは妊婦を守るという意識が大変強いように感じています。
例えばこんな事がありました。
私が妊娠8ヶ月の時にヴィザの関係で無犯罪証明書というものを取るために役所に言った時、100人近い人が並んでおり最後尾で待とうとしていました。そうしたら係りの人が”今何ヶ月ですか?”と聞くので、ただの世間話をしたい人なのかな?と思いながら ”8ヶ月よ” と答えたら ”こっちに来なさい” と言って部屋の中に連れていかれました。
一瞬何事?って思ったのですがロニーの妹さんも一緒だったのでついていったら、エアコンの効いた部屋の中に案内され、”座って申請用紙に記入してください”って言うんです。炎天下の中妊婦が並んでいるのは良くない、と思ったようでそんな風に対応してくれました。
同じ8ヶ月の時に日本に1週間いたのですが、2歳にもならないルリと一緒だったにもかかわらず、電車などで席を開けてくれる人はほとんどいなく、さらに子供が騒ぐと”うるせーな”と言われ、かなりショックを受け妊婦や子持ちの肩身の狭さを思いしらされました。
ここセブでは、デパートや病院など公共の場でも今にも産まれそうなお腹で働いている女性を沢山見かけます。妊娠していても働ける状況を与えていることにびっくりしました。
私も5回の妊娠で初めの亮の時だけ予定日2週間前から仕事をお休みさせてもらいましたが、それ以降は予定日直前まで働くのが通常でした。
無事に出産できたのも多くの人の優しい支えがあったからです。日本でも妊婦の人に優しい環境が出来るようになるといいなーーっとつくづく思うのでした。