包丁の話(第3話) 2003/9/3
![]()
自然とはつくづく凄いものだとここに住んでいると思います。
S2 CLUB CEBUは目の前が海ですので、毎日のその時間で違う海の顔が見られるんです。 満ちている時はエメラルドグリーンの水がきらきらし・・・・ そして引いていると遠くまで歩けるくらいの海の顔になります。
そんな海が引いている時、近隣の人たちは海に向かって家族で出かけます。 この辺はホテルが立ち並んでいる(一般は進入禁止)のでなかなか海に出る道を地元の人は通れないのですが、ここS2 CLUBの門が空いていることを知っている人たちはよくここを通るのです。
初めは沢山の人が通ることに不安もあり・・・・しかも、なんと、その人たちが片手に包丁をぶらぶらさせながら通るので・・・・・怖かったんですが、今ではすっかり慣れました。
彼らはビニールの袋にご飯だけを入れ、それをもって海に行き、貝やうに、魚などをとってその場で食べちゃいます。 日本の海にもいるガンカゼという針の長い "うに" もこっちの人は食べます。もちろんバフンウニよりも実が少なく水っぽいので日本人の舌には向かないかと思いますが・・・・・こちらでよく使うショウユ、す、カラマンシー、好みで唐辛子をまぜた調味料で味付けし、その日のご飯です。
現地の人たちにとってはなんでもない毎日の生活の中での風景ですが、初めて見た私にはかなり衝撃的な風景でした。
CEBUに住みはじめてもう三年が過ぎましたが、いつ見ても気持ちがほのぼのする風景です。なので家の門もあいかわらずあけたままで毎日過ごしています。(夜はさすがに物騒ですからカギをかけますけど・・・)